福岡県母子寡婦福祉連合会が福岡県の委託で
福岡県母子寡婦福祉連合会(藤田君子理事長=春日市原町)は福岡県から委託を受け、「平成25年度福岡県ひとり親家庭のための学習支援ボランティア事業」を実施する。国と県が出資し、対象者に無料で行なう学習支援事業。
ひとり親家庭の児童は、精神面や経済面で不安定な状況におかれることで学習や進学の意欲が低下したり、充分な教育が受けられず、将来に不利益な影響を与えかねないため、大学生などのボランティアを派遣して、ひとり親家庭の児童の学習を支援し、児童から気軽に進学相談を受けることで学力向上を図り、将来の安定的な就業につなげるのが目的。
そのため福岡県母子寡婦福祉連合会にコーディネーターを配置し、ボランティアの募集や、ひとり親家庭との調整を行う。
対象は主に小中学生で、政令市、中核市を除く。実施方法は週1回を原則とし、家庭にボランティアを派遣する家庭教師形式か、地域の公民館などにボランティアを派遣する学習塾形式のいずれかを選ぶ。
同連合会では、学習支援ボランティアと、派遣を希望するひとり親家庭を募集している。
問い合せはTEL:092-584-3922 社会福祉法人福岡県母子寡婦福祉連合会、河口コーディネーター。