メインテーマは「創始と継志」

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左上から時計回りに、開会式で挨拶する前原会頭。特別企画で司会をする平田公一札幌医科大学第一外科教授(左)と富永隆治九州大学循環器外科教授。「外科医のための医療改革」と題して講演した宮﨑耕治佐賀大学医学部附属病院院長。シンポジウムの司会をする西巻正琉球大学第一外科教授(左)と、夏越祥次鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科学教授。食道癌手術成功から百周年だと話す、杉町圭蔵おんが病院・おかがき病院統括院長。

 第113回日本外科学会定期学術集会が4月11日から13日までの3日間、福岡市博多区の福岡サンパレス、福岡国際会議場、マリンメッセ福岡の3会場で開催された。会頭は九州大学大学院消化器・総合外科( 第二外科) の前原喜彦教授。延べ来場者数は主催者発表で、およそ1万3千7百人だった。

 九州大学第二外科学教室が日本外科学会を開催するのは、明治39年に初代教授大森治豊教授が第7回総会を主催して以降、後藤七郎教授が昭和8年に第34回総会を、井口潔教授が昭和53年に第78回総会を、杉町圭蔵教授が平成11年に第99回総会を開催し、今回で5回目。

公募演題総数3千544題は日本外科学会史上最多。演題は3施設17会場とアリーナで発表され、うち2千954題が採用された。合わせて指定演題516 題が発表された。また特別展示では教室のテーマ曲が流れ、「九州大学医学部外科学第二教室の百余年」と題した貴重な資料を展示し、来場者の興味をひいた。

 前原会頭は「長い歴史のある学会を主宰できることは、私にも、教室にも、同門にも大変名誉なこと。多くの先生と出会い成長できた学会の主催は望外のよろこび」と挨拶、「先達の努力により、

 国民の健康・福祉を向上させる技術が創始された。創始を可能にした志が継志され、技術が飛躍的に高まり普及した。その歴史に思いをいたし、現代の外科医療を担う者も、さらに新たな術式を開発し、工夫改良を加え、医療の質の向上に寄与すべき」と述べた。

 開会式の前にはモーニングコンサートとして、ベドジフ・スメタナの連作交響詩「わが祖国」より第2曲「モルダウ」が演奏された。演奏は、北九州を中心に活動する響フィルハーモニーに九州交響楽団メンバーなどを加えた、学会用特別編成のオーケストラ。指揮者は松村秀明氏。


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