人の目を気にしない
街には早咲きの菜の花や、タンポポが咲き誇っている。互いに黄色く愛らしい。菜の花は菜種油を採らなくなったころに雑草と呼ばれ始めたのであろう。タンポポも古くは薬草として用いられたが、人類がその薬効を必要としなくなったために、雑草になってしまった。しかし我々人類の評価など、その可憐な姿に関係はない。私も、有益か否かというだけで価値を判断する人の目は、気にせずにおこう。(平増)
「田の字」
「毎号バランスを工夫している」と読者に言われ、そこまで深読みするのかと驚いた。飽きのこないように「田の字を書く」という発想法を使っている。四角を四つに分け、そのうちの一つに問題点を入れて三方向に展開するというものだ。今号はデジナビフェアや施准教の講演がそれにあたる。来号のバランス記事を乞うご期待。(川本)