今月の1冊 - 25.「眠れなくなる宇宙のはなし」

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眠れなくなる宇宙のはなし

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「眠れなくなる宇宙のはなし」 佐藤勝彦 宝島社 / 1470円

タイトルの通り、「宇宙」について書かれた本です。古代から現代まで人々がどう宇宙と向き合ってきたか、7つの章でまとめられています。各章が一夜、二夜と数えられているので、夜、夜空に思いをはせながら一夜に一章ずつ読み進めるにぴったりの構成になっています。

紀元前・世界各地の神話にみる天地創造のお話とそれぞれの相違点、古代ギリシャの合理的な宇宙観、中世ヨーロッパのキリスト教中心の宇宙観、ルネッサンス期に見直される合理的な宇宙観、天動説から地動説への移り変わり...。そして現代、理論とそれを裏付ける観測、その技術と発展など、宇宙を解き明かすために先人がたどった軌跡がていねいに、わかりやすく書かれています。名だたる天文学者も逸話や小話を交えてコミカルに紹介されており、「〜論」「〜説」を生み出した学者、という堅苦しい肩書だけのお話よりも、非常に親しみを感じながら読み進めることができます。

数々の天体ショーやテレビ番組などで、ここ数年で天文・宇宙に対する関心が高まっています。宇宙についてちょっと知りたいな、と思った時、専門的な知識がなくても読み進められる本書は最適です。
(紀伊國屋書店福岡本店の矢野貴子)


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