地域住民の大きな楽しみ
糟屋郡宇美町の岡部病院(岡部廣直院長)で10月28日午前10時から午後3時まで恒例の健康フェスティバルが開催された=写真。粕屋南部消防署と協力して救急救命訓練があったほか、病院職員とボランティアのチャリティ健診や露店など、各コーナーでにぎわいをみせた。
地域住民とのつながりを深めようと毎年行なわれているもので、15回目。
今年の目玉は海外大会で世界一になった精華女子高校吹奏楽部の出演。ブームの「風になりたい」をはじめオールディーズや子供向けの音楽と、世界レベルのマーチングに参加者は心をうばわれた。精華女子の部員らは最後に「健康第一」という大きなプラカードを掲げ、参加者に健康の大切さをアピールした。
博多から来た60代の会社役員は、「マーチングに癒された。来年も呼んでほしい」。小さな子供を連れた母親は「台風で一度中止になったが、開催されてよかった。息子は写真のコーナーでキー
ホルダーを作ってもらった」と話していた。
14時から同院内にあるイタリアレストランで開かれた来賓客との懇親会では、開催に尽力した病院スタッフへのねぎらいの声が聞かれた。