福岡市医師会が後援した西部ガス主催の講演会「災害時の医療継続計画と災害に強い病院づくり」が8月23日、博多区千代のパピヨン24ガスホールで開かれ、病院関係者200人が集まった=写真。
主催した同社市場開発部の今給黎督(いまきゅうれい・あつし)部長は、「東日本大震災以降、医療継続行為などへのリスクマネジメントの重要さが明らかになり、エネルギー事業者として情報発信の手伝いをしたい」と述べた。
講演したのは宮城県大崎市建設部の門間弘一部長とリスクマネジメント協会の浅野睦理事、西部ガス㈱市場開発部の松本修一マネジャー。新病院建設に東日本大震災の経験をどう生かしたかや、災害に備えた医療機能継続、医療機関でのエネルギーベストミックスの提案などを詳しく話した。
同社は一昨年から、栄養士を対象に、嚥下食などやエネルギーに関するセミナーを継続して開いている。