口の中は自分でチェックを
NPO法人ウィッグリングジャパンと久留米大学の共同企画「カフェで学ぼうがんのこと」。11回目は8月7日、天神イムズのシャンガーデンで開かれた。
今回のテーマは「口の健康」。九州大学口腔顎顔面外科の中村誠司教授が口腔ケアの重要性を説きながら、時にショッキングな口内写真も交えて口腔がんの早期発見を30人の参加者に訴えた=写真。
会場から、がん検査の際に口腔がんも発見できるのかとの質問があり、中村教授は「5mmの大きさであれば見つかるだろうが、前癌病変の段階ではPETで見つけることはほぼ出来ない。口の中は、自分の目で日ごろからチェックすることが大切」と回答した。
ウィッグリングジャパンはがん知識習得の新たなセミナー「がん情報マスター養成講座」を開催する。がん情報の専門的な知識を取得したい人が対象。医療従事者や患者、ジャーナリストが情報提供を行ない、闘病中の悩みや現場の声を聴くプログラム。講座を受講した人をがん情報マスターとして認定するという。日時は11月10日(土)13時〜17時、会場は㈶福岡県すこやか健康事業団(福岡市中央区天神2―13福岡平和ビル)。詳しくはウィッグリングジャパン
TEL:092-725-6623