診療拠点病院と地域のつながり

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医療情報部の志村英生部長が講演

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56回目を数える福大病院がんセミナーが4月26日、本館臨床小講堂で開催され、消化器外科医で医療情報部の志村英生部長が、日本のがん医療と福大病院の地域連携の特徴など、およそ1時間講演した

56回目を数える福大病院がんセミナーが4月26日、本館臨床小講堂で開催され、消化器外科医で医療情報部の志村英生部長が、日本のがん医療と福大病院の地域連携の特徴など、およそ1時間講演した=写真。

志村医師はセミナーを主催する腫瘍センターがん相談支援部門の長。

講演の内容は日本のがん医療の現状のほか、現在の医療制度が抱える問題と将来予測、福大病院と地域病院との連携など盛り沢山で、前回に比べ、白衣姿の若い職員の参加が目立った。

志村部長はがん治療の進歩についてステント治療や人工関節、ロボット手術などを挙げ、サガハイマットについて、鳥栖に建設するのは原発の大量で安定したエネルギーが必要だからと話した。

医療の将来については人口ピラミッドの変化や医療費動向を示し、医療などのサービスに対して世代間の確執が始まる可能性があると指摘、地域で互助の力を発揮させ、医療や福祉の資源を連携させる必要があるとした。

また日本の医療は世界一のレベルで、OECD加盟国の医療費の対GDP比で日本は少ないほうだが、今後団塊世代が高齢者になり、2千万人以上の後期高齢者がいる40年間続くと話した。

さらに福大病院の地域的役割りを説明し、「福大の医療情報部は患者さんが実際にどう動いているかを解析している」として地図上にデータをいくつか示した。

最後に司会担当で福大腫瘍血液内科の田中俊裕医師が「日本は少ない費用で、より良い医療ができているモデルのような国」とまとめた。

次回は5月25日午後1時、福大メディカルホールで、医療安全管理部のソーシャルワーカー田村賢二氏が、がんにまつわる行政の取り組みについて解説する。


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