「患者さんの言葉が心にとどくから続けられる」

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【がん化学療法看護認定看護師】 横田宜子さん

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写真左から=血液内科の伊藤能清(よしきよ)医師、認定看護師の横田宜子さん、村岡看護科長、看護師の中山幸子さん。

認定看護師たちの言い分  原三信病院

「ほかのみんなもそうでしょうけど、看護師の仕事が続けられるのは、患者さんの言葉が心まで届くからです」と横田宜子さん(42)は言う。

がん化学療法看護認定看護師になって5年が経つ。原三信病院を休職扱いにしてもらい、神戸にある日本看護協会神戸研修センターで半年間、がん化学療法看護を学んだ。 抗がん剤の確実で安全な投与など、抗がん剤治療に関わる全般的な支援を行なうのが仕事。認定看護師として力量を発揮できる体制を、病院内の一員としてどう作るかのむつかしさや苦労はいつもあり、看護師への指導や教育も求められる。

認定看護師を目指そうと決めた一番の理由は、「がんと戦っている患者さんの手助けをもっとしてあげたいとの思いが大きかった」。「一人の看護師としてもステップアップしたかった」とも話す。

認定看護師になって、少し自由に活動できる時間が与えられ、患者と深く関われるようになったことで、名前で指名されるようになり、退院した人から電話もかかってくる。そういったことも含めて、やりがいのある仕事をさせてもらっていることがいちばんうれしいと言う。その反面「知れば知るほど何もできない自分を感じ、つらい気持ちになることがある。そこは看護師だった時より強いかもしれません」。

気分転換は何年かに一度海外旅行をすること。「エジプトもよかったし、パリとかも好きですね。楽しみがあるからがんばれるんです」。

これから看護師を目指す人には「あこがれだけではつらいこともあるでしょうが、患者さんの何げない一言が心にとどいた時、それは教科書で得た知識よりも大切で、うれしいことです」。

【村岡弘恵看護科長のコメント】
横田主任は患者様の声によく耳を傾け、同じ視点に立って患者様を支えようとしています。また、認定看護師としては病院の中だけでなく、病院外での講演や学会での発表にもがんばっています。病棟でも病院としても頼もしい存在です。

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