正月という名の非日常
年末年始はC9というオンラインゲームで、実際に会ったことのない人たちと会話してばかりいました。いわゆるチャットというやつです。神奈川の主婦や熊本の大学生、広島の会社員、あるいは引きこもりと称される若い人たちから、子どもがよくぐずるとか、ボーナスが少なかったとか、今年は学校に行きたいとかの話を聞きました。 ネットの世界は非日常ですから、みんなほんの少し、本当の自分が出せます。一歩踏み込むことはしても、二歩までは踏み込まないよいうな会話です。しかし日常では、その踏み込み方がうまくいかない人たちが多く、そういった人たちにとって気の安らぐ薬のようなところがネットにはありますね。今年もよろしくお願いします。(富)