福岡大学病院 病院長 山下裕一

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患者さんに利便性を提供した新診療棟。職員一同が決意を新たに。

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新年、あけましておめでとうございます。

今年は辰年、十二支の辰は律暦志によると〔振〕と書かれ、「ふるう」、「ととのう」の意味であり、草木の形が整った状態を表します。神話上の動物である龍があてられています。

福岡大学病院は昨年1月4日に新診療棟が開院致しました。一年が経過し、新診療棟は全体に落ち着きを増し、明るい景観と高度な機能を備えた最新の病院の雰囲気を醸し出しています。

この新診療棟の開院は、来院される患者さんに利便性を提供しただけでなく、我々職員にも大きな喜びと将来への明るい希望をもたらしています。その一方で病院本館は快適な入院空間を提供できるよう、平成25年4月をめどにリニューアルを順次進め、リニューアルが終了したフロアの廊下や病棟の壁面の白さが目に染み、純白の清潔感にあふれています。

新診療棟には、小児医療センター38床、総合周産期母子医療センター70床、ハートセンター48床、消化器センター48床の、合計204床の入院ベッドがあります。

その中で特に総合周産期母子医療センターは皆様にご紹介致したい部門です。

同センターは、厚生労働省が少子化対策の一環として妊娠・出産から新生児を対象とした周産期医療の充実・整備を進めるため、各県に設置を進めてきた事業です。福岡大学病院は平成10年にこの指定を受け、福岡県の中心的医療施設として機能しています。

同センターは産科部門・新生児部門の大きく2つの部門から成り、周産期を1診療単位と考え、母体・胎児・新生児に対する高度な医療を提供しています。その産科部門はMFICU(母体・胎児集中治療病床)7床と後方病床18床を有し、新生児部門はNICU(新生児集中治療病床)15床と後方病床30床で運営しています。

新生児部門では内科的疾患のみでなく、小児外科・脳外科・眼科などの協力のもと外科疾患全般の周術期管理も行っています。

さらに昨年4月より病院本館の3階南病棟に小児病棟25床を増設し、すべて24時間体制で対応しています。小児専用病床数は総数108床となり、本邦の大学病院では最大規模となっています。福岡市のみならず北部九州の周産期医療の中心的役割を果たす設備が整いました。

福岡大学病院は、今年はさらに市民の皆様に頼られる病院となりますように努力致してまいります。何卒、今年もよろしくお願い申し上げます。


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