口腔病理学は飛躍する

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日本臨床口腔病理学が第22回総会・学術大会

アジア口腔病理学会と併催

シンポジウムで座長を務めた台湾人歯科医師のKuoWeiChang氏と中国人歯科医師のYuChen氏

シンポジウムで座長を務めた台湾人歯科医師のKuoWeiChang氏(上右)と中国人歯科医師のYuChen氏(下右)

日本臨床口腔病理学会の第22回総会と学術大会が、九州大学医学部百年講堂で8月23日から3日間行われ、歯科医師や研究者など200人が集った。第5回アジア口腔病理学会と併催されたため、アジア諸国の歯科医師や学生も50人が参加した。

今大会の主催は福岡歯科大学で、福岡では1993年以来18年ぶりの開催となる。アジア口腔病理学会(大会長=高田隆 広島大学大学院教授)と同時併催は2回目。


総会では会議案が承認された。JSOPの高田理事長と議長の谷口大会長

総会では会議案が承認された。JSOPの高田理事長(左)と議長の谷口大会長

総会・学術大会の開催に際して大会長の谷口邦久 福岡歯科大学教授は、「超高齢化社会を迎えて、疾病の構造も医療も大きく変化している。口腔疾病と全身との関わりを深く理解する口腔病理学者の育成と、歯学、医学の知識を統合して、臨床口腔病理との関係をより密にし、口腔疾病の予防に真に活躍が求められている」として、大会テーマを「飛躍する口腔病理学」とした。


初日は留学生の病理実習

一般演題「口唇部腫瘍」の発表の様子

一般演題「口唇部腫瘍」の発表の様子

大会は初日の23日にアジア留学生12人の病理実習と役員会が行われ、24日には一般演題のほかに、小田義直九州大学医学研究院教授が「頭頸部骨軟部腫瘍および腫瘍類似病変の病理」の題で特別講演、最終日の25日は公開シンポジウム「口腔がんに挑む細胞診、口腔病理医と開業歯科医の連携を目指して」が開かれた。


奈良歯科大の丸山さんら4人を表彰人事で新名誉会員と新理事決まる

奈良歯科大の丸山さんら4人を表彰

壇上で4人が表彰された。

総会で表彰されたのは次の4氏。
▼学会奨励賞=笹平智則(奈良県立医科大学分子病理学講座)
▼学会奨励賞=丸山智(新潟大学医歯学総合病院・歯科病理検査室)
▼OMP優秀論文賞=久山佳代(日本大学松戸歯学部口腔病理学講座)
▼OMP優秀論文賞=竹本京人(東京歯科大学病理学講座)

また、新名誉会員に賀来亨、下野正基、立川哲彦、林良夫の4氏、新理事に石丸直澄氏(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔分子病態学分野)が推薦され了承された。

にぎわうパネル展示会場

にぎわうパネル展示会場

総会の終わりに高田隆理事長は、「来年度は日本臨床細胞学会との合同シンポジウムをすすめたい」と話した。次回23大会は平成24年8月30日と31日の2日間、東京医科歯科大学で開催される。


谷口会長コメント
本大会ではASOMPセッション、特別講演1題、研修プログラム1題、公開シンポジム1題、症例発表8題、一般口演7題、ポスター発表67題、ランチョンセミナー2題を行うことができ、おかげさまで盛会裡に終えることができました。

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