キウイは豊かな大地から

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キウイはスーパーフルーツ|久留米大学病院管理栄養士さんがセミナー&試食会

完熟のキウイは樹脂製のナイフでも簡単に切れ、とても甘かった

完熟のキウイは樹脂製のナイフでも簡単に切れ、とても甘かった

久留米大学病院の栄養相談室で8月26日、キウイフルーツのセミナー&試食会があり、同病院の管理栄養士が参加した。

主催したのは、キウイの世界シェア3割を持つゼスプリの、日本販売代理店ゼスプリ・インターナショナル・ジャパン(株)(本社東京)。同社は日本国内で年間5.5万tのキウイを販売し、5年前から佐賀県と愛媛県の農家とも栽培の契約をしている。

この日のセミナー&試食会ではゼスプリ・ジャパンのアシスタントマネジャー波越隆文さんが、同社の扱うキウイの特徴を説明、品質と安全性の高さを強調した。

セミナーで配布された資料によればキウイの原産地は中国・揚子江沿岸。1904年にニュージーランドの女性校長が中国のキリスト教伝道所から種子を母国に持ち帰ったのがキウイフルーツの始まりとされ、ニュージーランドで品種改良が重ねられて55年後の1959年、北米に輸出する際にニュージーランドの国鳥キウイバードから、キウイフルーツと命名された。現在ゼスプリ全体で世界60か国、8万2100tが出荷されている(2010年)

キウイは身近な果物の中でも優れた栄養特性を持ち、ビタミンC、E、食物繊維、カリウム、葉酸などの含有量が多いのが特徴。1日200グラムを目安にビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含む果物を食べると、健康を維持し、生活習慣病に対して高い予防効果があることがわかってきており、キウイは2個で約200グラム。

完熟して柔らかくなったキウイフルーツを口にした久留米大学病院の管理栄養士は、「果物が大好きでキウイもよく食べる」、「学校で給食に出ていた」、「藤原紀香さんのCMで有名」と口々に言い、副主任栄養士の山田泰士さん(39)は「若い母親は柿とかよりも、簡単に食べられるキウイに手を伸ばすのでは」と話していた。また同病院栄養部の田中粹子部長副部長は「いい果実なのは承知しているが、患者さんに出すには皮の剥き方など工夫が必要」と、質問事項をいくつか挙げていた。

ゼスプリジャパンの波越さんは「生産地からの徹底した追跡システムで、いつ、どこの農場で実ったかが分かり、流通の段階で様々な検査もしている。北半球と南半球の8か国で栽培されているため一年中食べられる。今までの食事にキウイを加えて栄養バランスをとってほしい」と話している。

【記者の目】
今回の取材で初めてキウイを食べた。それまで店先に並んでいても、何となく酸っぱくて甘くなくて、水っぽい味だと思い込んでいた。ところが食べてみてびっくり。とても甘かった。
ゴールドキウイの方はさらに甘く、桃に匹敵すると言ってもいいくらいだ。そして翌朝、いつになく快便だったのにも驚いた。「お通じが良くなってダイエットにも効果がありますよ」との説明は本当かもしれない。

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