スパゲティと言えばペペロンチーノ。プロ顔負けの美味しい作り方をお教えしましょう。
名前の意味
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノが、正しいとされている呼び方。にんにく、オリーブオイル、唐辛子の意味です。
料理の色
料理の色の基本は赤、緑、黄。豚骨ラーメンもネギの緑と紅ショウガの赤が食欲をそそります。
材料と分量
1人前の材料=麺100g、鷹の爪1個、ニンニク1かけ(1片)、オリーブオイル、乾燥バジル、塩、水、深めのフライパン1つ。そして隠し味のチキンコンソメ。
準備1
鷹の爪は刻まない方が盛りつけの時にきれいです。ヘタの部分を取り、中の白い種を捨てます。ニンニクも輪切りに。
準備2
フライパンにオリーブオイルを適当に垂らしてコンロに火を入れます。フライパンを傾けて油だまりを作り、鷹の爪とニンニクを炒めます。箸の先でニンニクの芯を取り、色が変わり始めたら別の容器に移します。鷹の爪とニンニクが焦げ茶色に変色しないように注意すること。
麺を茹でる
フライパンをざっと洗い、たっぷり水を入れて沸騰させます。塩加減は、なめてみて、塩味がついているのが分かる程度。茹で時間は、麺の袋に表記してある時間がアルデンテ(わずかに芯の残った固さ)です。麺の太さは、がっつり食べたければ太め、小指を立てて上品に食べたければ細めがいいでしょう。フライパンに入りにくければ2つに折ってもいいです。
秘伝の味付け
麺を茹でている間に、チキンコンソメを、別容器の鷹の爪とニンニクに混ぜ合わせておきます。分量は、固形のコンソメなら4分の1(2人分の場合は半分)。粉末なら小さじ1杯程度。ペペロンチーノは味がどうしても水っぽくなり、ひそかに醤油を入れる専門店もあるくらいです。
麺が茹で上がったら笊(ざる)で湯切りし、同じフライパンに戻して、ニンニク、鷹の爪を入れて軽く混ぜ合わせます。これで調理は終わり。
盛りつけ
皿は大きめの方が美味しそうに見えます。なるべく高く盛りつけ、上に鷹の爪を乗せて、最後にバジルを振りかけます。これで完成。イタリアの赤ワインを横に置いて写真に取りましょう。
バリエーション豊かに
麺を茹でる時にジャガイモやサーモン、アサリを入れるなどの工夫も楽しいです。アンチョビを使う時はチキンコンソメは不要。細かく砕いてニンニクといっしょに炒めてください。麺は他にも、豚骨ラーメンを作る時にも使えます。ネギの代わ りにバジルでどうぞ。コンソメはスープにもなるしスライストマトを煮込んでもいい、万能の調味料です。