四半世紀前、軟骨研究に関わる基礎研究者と、骨・関節疾患の治療に携わる臨床医との研究交流の推進を目的とし設立された「軟骨代謝研究会」。24回目を迎える今回は、「軟骨をめぐるInteractive Researchの成果」をテーマに3月4・5日の2日間、九州大学医学部 百年講堂にて行われた。
テーマ:軟骨をめぐるInteractive Researchの成果
- 【会長挨拶】九州大学大学院医学研究院 整形外科学教授 岩本 幸英 会長
- 今回の学会のテーマは「軟骨をめぐるInteractive Researchの成果」とさせていただきました。基礎と臨床の間で熱のこもった情報交換と議論を行い、軟骨研究をさらに発展させて欲しい、という願いを込めたものです。本学会は四半世紀前に軟骨研究...
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- 【特別講演】ベッドサイドから、ゲノムへ、ゲノムから軟骨代謝へ
- -- 医科遺伝子学による軟骨代謝の解明 理化学研究所 ゲノム医科学研究センター 骨関節疾患研究チーム 池川 志郎 チームリーダー 近年の医科遺伝学(Medical genetics)の進歩により、多くの疾患の遺伝的要因が明らかになりました。メンデル式の...
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- 【シンポジウム1】軟骨形成におけるプロテオグリカン、グリコサミノグリカンの役割
- 四肢発生におけるヘパラン硫酸プリオグリカンの役割 九州大学整形外科 松本 嘉寛 遺伝性多発性外骨腫(Hereditary multiple exostosis:HME)は、骨幹端部に発生する多発性骨軟骨腫を特徴とする染色体優性の遺伝性疾患であります。この疾患...
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