九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

VRによる感染症教育を実践 人材確保にも注力

VRによる感染症教育を実践 人材確保にも注力

竹中 克斗 教授(たけなか・かつと)
1991 年九州大学医学部卒業。松山赤十字病院、加トロント小児病院留学、
九州大学病院血液・腫瘍・心血管内科講師などを経て、
2018 年から現職。愛媛大学医学部附属病院副院長兼任。

 2018年から教室を率いる竹中克斗教授はこれまで、人材確保や学生教育を充実させるために新たな取り組みに挑んできた。最近ではコロナ禍に対応すべく、VR(仮想現実)装置を用いた感染症診療教育の教材開発に着手しており、注目を集めている。


―教授就任後、特に力を入れてきた取り組みは。

 まずは人材の確保です。本医学部の学生は半数が愛媛県出身者ですが、卒業後に県外へ出て、そのまま戻らない人も多いのが現状です。彼らを少しでも呼び戻すためには、県内全体で魅力ある活動を行い、発信することが重要だと考えました。その一環で立ち上げたのが、「eHA(愛媛血液グループ)」です。

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