九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

BSCを活用し病院全体のベクトルを合わせて健全経営へ

BSCを活用し病院全体のベクトルを合わせて健全経営へ

地方独立行政法人大牟田市立病院
野口 和典 理事長・院長(のぐち・かずのり)

1978年久留米大学医学部卒業。米ピッツバーグ大学移植外科・移植免疫学留学、
大牟田市立病院副理事長兼副院長などを経て、2014年から現職。
久留米大学内科学臨床教授兼任。

 全国の多くの公立病院が経営の難しいかじ取りを迫られている。その中で、大牟田市立病院は、健全経営を長く維持している。その要因は何か、野口和典理事長・院長にお話を聞いた。

―黒字化のきっかけは。

 2003年度から3年間の経営改善3カ年計画を策定し、経営改善に取り組みました。最終年度の2005年度に13年ぶりに黒字化。しかし、地方公営企業法の一部適用では経営改善にも限界があるとの判断から、有識者の意見を踏まえ地方独立行政法人化することになりました。

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