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群馬大学大学院医学系研究科 総合外科学講座 肝胆膵外科学分野 安全、透明性、人材育成、終わりなき改革を

群馬大学大学院医学系研究科  総合外科学講座 肝胆膵外科学分野 安全、透明性、人材育成、終わりなき改革を

調 憲 教授(しらべ・けん)
1986年九州大学医学部卒業。米ミネソタ大学研究員、麻生飯塚病院、
九州大学大学院消化器・総合外科准教授などを経て、2015年から現職。

 群馬大学総合外科学講座肝胆膵外科学分野は、大学病院での医療事故を受けた改革で2015年に誕生。講座を率いる調憲教授は、苦い過去を踏まえ、より良い医局づくりへの取り組みを進め、手術件数が著増するなど、関東屈指の肝胆膵外科となるべく努力を続けている。

―成り立ちと特徴は。

 2014年に明らかになった群馬大学医学部附属病院での医療事故問題を受け、当時の第一外科、第二外科を統合してできた講座の中の一分野です。以前はそれぞれが同じような医療チームを持ち、少人数で診療していました。その弊害を取り除くため、大講座制に移行。2015年11月に肝胆膵外科学分野が誕生した際、私も着任したのです。

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