九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

結核の入院患者が増加コロナ診療との両立模索

結核の入院患者が増加コロナ診療との両立模索

川崎 雅之 院長(かわさき・まさゆき)
1986年広島大学医学部卒業。九州大学医学部講師、
北九州市立医療センター呼吸器科部長、国立病院機構福岡東医療センター
呼吸器科部長などを経て、2017年から現職。

 福岡県の筑後地区に位置し、402床を擁する国立病院機構大牟田病院。呼吸器疾患などの専門的な診療と、新型コロナウイルス感染症への対応を両立させてきた。結核患者の受け入れが増加傾向にある中で、どのようにコロナと対峙(たいじ)してきたのだろうか。


―これまでのコロナ対応は。

 当院は従来、呼吸器疾患、神経・筋疾患、重症心身障害児(者)に対する診療・療養とともに、結核・感染症の診療も行ってきました。コロナ禍では、元々感染症病床を有していることもあり、いち早く地域でコロナ患者を受け入れる病院という位置付けになりました。

記事に関する感想・コメントはこちらから

このフォームに入力するには、ブラウザーで JavaScript を有効にしてください。
名前
メニューを閉じる