九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

研究と臨床を両立 頼られる血液内科を目指す

研究と臨床を両立 頼られる血液内科を目指す

順天堂大学医学部附属静岡病院 血液内科
小池 道明 教授(こいけ・みちあき)

1985年順天堂大学医学部卒業。
昭和大学医学部血液内科、米シーダーズ・サイナイ病院血液科などを経て、2013年から現職。
順天堂大学医学部・大学院医学研究科血液学講座教授兼任。

 超高齢社会を迎え、さまざまな血液疾患の患者が増えている。しかし、専門医は多くはない。「ここが断ったら患者さんは行くところがなくなるかもしれない」と小池道明教授は危機感を募らせる。血液疾患の専門医を複数擁する順天堂大学医学部附属静岡病院が果たすべき役割は。

─血液内科の現状は。

 1998年、赴任した当時は、内科の一領域で、血液内科医の常勤は私1人。東京の本院から医師が来ても1、2年で帰ってしまう状態でした。2003年7月から診療科として「血液内科」を標榜(ぼう)。最近は長く勤務を続ける医師も増えており、2020年5月から6人体制になりました。

(続きは紙面でお読みいただけます。ご入用の方は、info@k-ijishinpo.com へお問い合わせください)

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