九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

病院建設計画スタート 地域のさらなる医療充実を

病院建設計画スタート 地域のさらなる医療充実を

医療法人青仁会 池田病院
池田 大輔 院長(いけだ・だいすけ)

1998年川崎医科大学卒業。
鹿児島大学医学部附属病院(現:鹿児島大学病院)、
国立病院九州循環器病センター(現:国立病院機構鹿児島医療センター)、
池田病院循環器内科などを経て、2012年から現職。

 鹿児島県の大隅半島にある肝属医療圏。圏内診療の体制拡充と高度化が医療従事者、および地域住民の変わらない願いとなっている。同地域中心の鹿屋市で、約50年にわたり地域医療に取り組む、中核病院の一つ「池田病院」。病院の建設計画を含め診療体制の充実に努める池田大輔院長に現状と展望を聞いた。

─肝属医療圏の現状は。

 高隈山系と国見山系に囲まれ、長らく〝陸の孤島〟と呼ばれてきた肝属地域も、数年前に高速道路が開通し、交通事情はかなり改善しました。しかし医療施設が集積する鹿児島市への患者搬送は、まだ時間を要するのが実情です。

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