九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

男性の悩みに向き合い解決策をともに見いだす

男性の悩みに向き合い解決策をともに見いだす

関西医科大学 腎泌尿器外科学講座 松田 公志 教授(まつだ・ただし)
1978年京都大学医学部卒業。同附属病院泌尿器科、大阪赤十字病院、
京都大学医学部附属病院泌尿器科外来医長などを経て、1995年から現職。

 泌尿器外科における腹腔鏡手術に注力し、男性の不妊症、更年期障害も専門とする松田公志教授。開設当初はあまり知られていなかった男性更年期障害の専門外来も、今や多くのメディアに取り上げられ、患者が急増。今日も男性の悩みに応えている。

―腹腔鏡手術を早期に始めた泌尿器科の一つです。

 開始は1990年。まず精索静脈瘤(りゅう)の手術、翌1991年に腎摘除術、副腎摘除術を行いました。1990年代は「大きく切る」から「小さな傷で治す」への変革期。2000年には前立腺全摘術が始まり、適用はさらに広がりました。それに貢献する役割を教室が担い、非常に面白い時代を生きたと実感します。

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