九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

消化器がん根治を目指し 集学的治療を実践

消化器がん根治を目指し 集学的治療を実践

掛地 吉弘 教授(かけじ・よしひろ)
1987年九州大学医学部卒業。米ハーバード大学医学部ダナファーバーがん研究所、
九州大学医学部附属病院(現: 九州大学病院)先端医工学診療部助教授、
同大学院消化器・総合外科助教授などを経て、2012年から現職。

 主に食道がんと胃がん、大腸がんについて、手術を中心とした高度な集学的治療を実践。講座を率いる掛地吉弘教授は、手術教育、画像解析やAIを活用した手術支援の研究にも力を入れている。今後の課題や、次世代を担う医師への期待など、話を聞いた。


―手術教育に力を入れられています。

 食道がん、胃がん、大腸がんの根治を目指し、手術を中心に薬物療法と放射線療法を組み合わせ、集学的に最先端の医療を行っています。最近、ロボット支援手術の保険認可が下りたこともあり、少しずつ増やしているところです。食道がんは7割、直腸がんは5割、胃がんは3割程度がロボットで手術をしています。

記事に関する感想・コメントはこちらから

このフォームに入力するには、ブラウザーで JavaScript を有効にしてください。
名前
メニューを閉じる