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手術支援ロボット導入で泌尿器科手術の均てん化を

手術支援ロボット導入で泌尿器科手術の均てん化を

愛媛大学医学部 泌尿器科学
雑賀 隆史 教授(さいか・たかし)

1988年岡山大学医学部卒業。
米スタンフォード大学臨床腫瘍科研究員、米ベイラー医科大学泌尿器科研究員、
広島市立広島市民病院泌尿器科主任部長などを経て、2016年から現職。

 愛媛大学では、2013年6月に手術支援ロボット「ダビンチ」による前立腺全摘除術を開始。安全かつ質の高い手術として多くの実績を上げている。赴任以来、ダビンチによる手術、そして若手医師の指導に積極的に取り組む雑賀隆史教授に話を聞く。

―ダビンチによる手術教育について。

 泌尿器科医は、内科的な側面と外科的な側面を併せ持つ総合力が必要だと思います。特に、外科医として手術の手技教育は重要な要素の一つです。

 「神の手を持つ外科医」といった表現がありますが、私は外科にスーパードクターは必要ないと思います。

(続きは紙面でお読みいただけます。ご入用の方は、info@k-ijishinpo.com へお問い合わせください)

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