九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

必要とされる医療は? 私たちは悩み続ける

必要とされる医療は? 私たちは悩み続ける

地方独立行政法人 岐阜県立下呂温泉病院
山森 積雄 理事長(やまもり・つみお)

1973年岐阜大学医学部卒業。
岐阜大学医学部附属病院、岐阜県立岐阜病院(現:岐阜県総合医療センター)、
国保関ケ原病院(現:国保関ケ原診療所)、岐阜県立下呂温泉病院理事長兼院長などを経て、
2017年から現職。

 医療機関を取り巻く状況が目まぐるしく変わる中で、岐阜県立下呂温泉病院が、地域と向き合うための理念として定めたのは「生活の場の医療」だ。未来を予測するのは難しいが「私たちが地域ですべきことは分かっている」と、山森積雄理事長は語る。

─現状についてどのように捉えていますか。

 毎年、正月になると「10年後の医療はどうなっているのだろうか」と予測しています。数年ほど先の短期的な見通しなら、ある程度は当てることができる。しかしながらそれ以降は、私が考えていた医療とはまったく別の形になっていくのが常です。

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