九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

強固な地域連携で感染爆発期を乗り切る

強固な地域連携で感染爆発期を乗り切る

本永 英治 院長(もとなが・えいじ)
1982年自治医科大学医学部卒業。沖縄県立八重山病院、
東海大学医学部付属大磯病院、沖縄県立宮古病院リハビリテーション科部長、
同院副院長などを経て、2017年から現職。

 約5万5000人が暮らす沖縄県の宮古島で、唯一の感染症指定医療機関である沖縄県立宮古病院。新型コロナウイルス感染症への対応では一時、医療体制の崩壊が危惧されたものの、強固で円滑な地域連携のシステムを構築して難局を乗り切っている。


―最も苦労した時期は。

 1 番大変だったのは、2021年1月末から2月にかけての「第3波」の時期です。宮古島でも感染者数が爆発的に増加しました。当院が確保していた専用病棟の45床が一気に埋まり、ICUにも重症者が複数人入院する事態になりました。

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