九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

地域医療を維持するために震災からの病院再建

地域医療を維持するために震災からの病院再建

医療法人社団順幸会 阿蘇立野病院
上村 晋一 理事長・院長(うえむら・しんいち)
1990年久留米大学医学部卒業。済生会熊本病院、熊本大学医学部附属病院、
社会保険下関厚生病院(現:JCHO下関医療センター)などを経て、
2006年阿蘇立野病院院長、2014年から現職。

 熊本県南阿蘇村は、2016年4月の熊本地震で甚大な被害を受け、阿蘇立野病院も業務の停止を余儀なくされた。上村晋一理事長・院長は震災直後から病院再建に奔走し、ようやく2018年に全館再開を果たす。まだ課題は多いものの、次の目標に視線を向けている。

―地震発生から現在までの経過について。

 熊本地震発生後、当院はインフラの寸断や、裏山が土砂崩れする懸念などもあり、業務を断念せざるを得ませんでした。ただ、地震による建物や配管の損傷は、ほとんどなかったことから、その後の病院再建に際して、大きなアドバンテージになりました。

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