九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

地域医療という新たなフィールドへ

地域医療という新たなフィールドへ

名古屋大学大学院医学系研究科 消化器内科学
藤城 光弘 教授(ふじしろ・みつひろ)

1995年東京大学医学部卒業。国立がんセンター(現:国立がん研究センター)中央病院、
東京大学医学部附属病院光学医療診療部部長・准教授などを経て、2019年から現職。

 平成の30年間を東京を中心に活動し、消化器内視鏡の分野における世界最先端の研究を続けてきた藤城光弘氏。2019年1月、故郷である愛知県に戻り、今後どのような視点や方向性で研究や医局運営を行っていくのか。これまでの歩みと思いを聞いた。

内視鏡で人の役に

 豊橋にある実家は祖父の代から歯科医を開業。一つ年上の兄も歯科医を目指し、ゆくゆくは家を継ぐという状況の中、幼い頃からなんとなく医師に…という思いはあった。「人に感謝されて手に職のある仕事として医師の道に進みました。当時は特別な理想があったわけではありません」と、静かな口調でにこやかに話す藤城氏。

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