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地域と連携し自殺未遂者の体と心の回復を目指す

地域と連携し自殺未遂者の体と心の回復を目指す

宮崎大学医学部 臨床神経科学講座 精神医学分野
三好 良英 講師(みよし・りょうえい)

2005年宮崎大学医学部卒業、2007年同精神科入局。
宮崎大学医学部附属病院卒後臨床研修センター助教などを経て、2018年から現職。

 病院で治療を受ける患者の中には、体が回復しても精神面での回復が遅れる人がいる。中でも自殺未遂で救急に運ばれてくる患者は、なかなか心の回復が伴わず、精神科と協力しての治療となる。精神的な問題を抱える患者の体と心の回復にどう取り組むべきか、宮崎大学臨床神経科学講座の三好良英講師に話を聞いた。

―特徴は。

 宮崎大学精神科では、「身体合併症を有する精神障害者への専門的対応」を診療方針としています。精神障害をお持ちの患者さんが、例えばがんなどの手術を受けられたりするとき、関係する診療科と私たち精神科の医師が連携して治療に取り組みます。

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