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中等症専用病棟・重症室を設置 院内感染の防御に努める

中等症専用病棟・重症室を設置 院内感染の防御に努める

独立行政法人国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター
下瀨 省二 院長(しもせ・しょうじ)
1985年広島大学医学部卒業。世羅中央病院(現:公立世羅中央病院)、
広島大学大学院医系科学研究科整形外科学講座准教授、
呉医療センター・中国がんセンター統括診療部長などを経て、2019年から現職。

 呉医療センター・中国がんセンターでは、コロナ禍も第3次救命救急センターとしての責務を果たしながら、中等症以上の患者を受け入れ続けた。下瀨省二院長に、具体的な取り組みについて話を聞いた。


―初期のコロナ対応について教えてください。

 専門的ながん治療、精神科救急、ハイリスク妊娠・分娩(ぶんべん)、人工透析なども担っている病院です。ただし、感染症指定医療機関ではなかったため陰圧室がなく、新型コロナウイルスに感染した患者さんの受け入れには正直迷いがありました。

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