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ロボット支援手術の課題と今後の展望

ロボット支援手術の課題と今後の展望

佐賀大学医学部一般・消化器外科学講座 能城 浩和 教授(のしろ・ひろかず)
1985年九州大学医学部卒業。同第一外科(現:臨床・腫瘍外科)
九州厚生年金病院(現:九州病院)外科部長などを経て、2010年から現職。

 消化管(胃・食道・直腸)領域のロボット支援手術が保険適用となって1年余り。適用後の医療現場における状況の変化、課題、そして今後の展望について、ロボット支援手術のけん引者でもある能城浩和教授に聞いた。

―保険適用後の変化は。

 保険適用以前は、費用は患者さんがすべて負担。私たち医師は、ロボット支援手術に自信があっても、積極的に提示できませんでした。しかし適用後は、患者さんに他の手段と同じように選択肢として示し、比較してもらえるようになりました。

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