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クラスター発生に対応 院内対策や経験を今後に

クラスター発生に対応  院内対策や経験を今後に

独立行政法人国立病院機構九州医療センター
森田 茂樹 病院長(もりた・しげき)

1980年九州大学医学部卒業。同大学院医学研究院助教授、
佐賀大学医学部胸部・心臓血管外科教授、同大学医学部附属病院長、
九州医療センター副院長などを経て、2018年から現職。

 福岡市にある九州医療センターは、県内で最初の新型コロナウイルス感染症患者を受け入れ、以降も地域の医療機関や行政と連携しながら対応に当たってきた。森田茂樹病院長は、院内でクラスターが発生した経験から強固な感染対策を講じ、将来的な感染症対策も提言する。

―これまでの対応は。

 第2種感染症指定病院として、2020年2月19日に福岡県で最初の患者さんを受け入れました。当初は感染症指定病床2床で対応していましたが、患者さんの増加に伴って4月初めに47床の病棟をコロナ専門病棟とし、現在、病棟の定員を最大16人に設定しています。

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