九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

さらなる手術教育の充実 若手外科医の育成を

さらなる手術教育の充実 若手外科医の育成を

山梨大学医学部附属病院
武田 正之 病院長(たけだ・まさゆき)

1981年新潟大学医学部卒業。
同大学医学部助教授、山梨医科大学医学部(現:山梨大学医学部)泌尿器科学講座教授、
同医学部長などを経て、2017年から現職。同大学副学長、理事(医療担当)兼任。

 山梨大学医学部泌尿器科学講座は、県内で1例目となる前立腺がん根治術を実施して以来、ロボット支援下手術で多くの実績を持つ。泌尿器科学講座教授を長年務め、2020年4月から病院長に専念している武田正之氏に、山梨大学医学部の手術教育について話を聞いた。

―ロボット支援下手術に積極的に取り組まれています。

 泌尿器科学講座だけでもこれまでに500例余りの症例数を経験しています。国内全体としても増加する一方、やはり外科医そのものが不足していることが課題となっています。

 これらの状況を踏まえ、当院では若手医師に、早い段階からロボット支援下手術の技術を習得するための機会を与えています。泌尿器科の場合は、実際の手術に助手として早くから参加できる機会を設けており、先輩の手技を学ぶ機会を大切にしています。

(続きは紙面でお読みいただけます。ご入用の方は、info@k-ijishinpo.com へお問い合わせください)

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