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「未破裂脳動脈瘤外来」でくも膜下出血を防ぐ

「未破裂脳動脈瘤外来」でくも膜下出血を防ぐ

三重大学大学院 医学系研究科 脳神経外科学 鈴木 秀謙 教授(すずき・ひでのり)
1990年三重大学医学部卒業。
米ロマリンダ大学メディカルセンター脳神経外科留学などを経て、2012年から現職。

 脳血管疾患に対する血管内治療に力を入れてきた三重大学大学院医学系研究科脳神経外科学。2018年9月、「未破裂脳動脈瘤外来」を開設し診察にあたる。その狙いとは。

―「未破裂脳動脈瘤」を冠した外来名は珍しいですね。

 脳動脈瘤は、脳の血管に〝こぶ〟のような膨らみができる疾患です。この脳動脈瘤が破裂することによって、くも膜下出血を起こしてしまうことがあります。くも膜下出血は、重度の脳障害が残ったり、死に至ったりする可能性が高い疾患です。

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