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「有意注意」と慈愛の心でより良い医療を届ける

「有意注意」と慈愛の心でより良い医療を届ける

公益財団法人慈愛会 今村総合病院
帆北 修一 院長(ほきた・しゅういち)

1982年鹿児島大学第一外科入局。
今村病院(現:いづろ今村病院)外科主任部長、同副院長、
今村病院分院(現:今村総合病院)副院長などを経て、2018年から現職。鹿児島大学臨床教授兼任。

 同じ法人グループの「今村病院(現:いづろ今村病院)」と「今村病院分院(現:今村総合病院)」の機能を再編し、2017年6月に今村総合病院と名称を新しくした。帆北修一院長は、2019年の言葉として「有意注意」を掲げた。この1年間で、それは実現できたのだろうか。

―「有意注意」とは。

 「有意注意」は、「常に意識を集中させ、物事を判断しなさい」という意味です。病院では、日々さまざまな問題が起きます。原因をたどると、その多くはコミュニケーションエラーです。仕事に追い立てられ、慌てて判断・行動してしまったことで、患者さんを不安にさせ、問題を大きくしていると感じました。

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