九州医事新報社 - 地域医療・医療経営専門新聞社

「心臓を止めるな」を使命に言葉を扱える医師を育成

「心臓を止めるな」を使命に言葉を扱える医師を育成

島根大学医学部 内科学講座内科学第四
田邊 一明 教授(たなべ・かずあき)

1985年島根医科大学(現:島根大学医学部)卒業。
米メイヨー・クリニック、神戸市立医療センター中央市民病院循環器内科医長などを経て、
2008年から現職。

 循環器内科と腎臓内科を併せ持つ島根大学医学部内科学講座内科学第四。12年にわたって率いる田邊一明教授に、教室の特徴とともに、離島・へき地、さらには高齢化といった問題を抱える島根県の現状、そして専門である循環器内科の課題について聞いた。

─教室の特徴を。

 今は領域ごとに細かく教室を分けている大学が多くなっていますが、ここは循環器内科と腎臓内科の2診療科を扱っています。独立してもおかしくない2科が一つの講座にあることは、チームとして相談しやすい環境であり、恵まれていると言えるでしょう。

 「心腎連関」とあるように、心臓と腎臓は密接に関係しています。二つの科が協力して診療に当たり、より総合的な力を発揮できると考えています。

(続きは紙面でお読みいただけます。ご入用の方は、info@k-ijishinpo.com へお問い合わせください)

記事に関する感想・コメントはこちらから

このフォームに入力するには、ブラウザーで JavaScript を有効にしてください。
名前
メニューを閉じる