【10月は「臓器移植普及推進月間」】臓器提供○でも×でもまずは意思表示を
脳死の人からの臓器提供による移植が可能となった「臓器移植法」施行から22年目を迎えた。しかし、臓器移植への関心は、まだまだ高いとは言えない。件数も、伸び悩んでいるのが現状だ。
脳死の人からの臓器提供による移植が可能となった「臓器移植法」施行から22年目を迎えた。しかし、臓器移植への関心は、まだまだ高いとは言えない。件数も、伸び悩んでいるのが現状だ。
大阪市北区の関西大学梅田キャンパスで9月23日、移植医療を考えるシンポジウム「あなたの家族、あなたの子どもの未来をどう描く?」が開かれた。移植治療の当事者家族や医療者らが自身の経験を語り、誰にでも起きうる「命をめぐる課題」について考えた。
「YESでも、NOでもいい。臓器移植を知り、提供についてしっかり考えて、意思表示を―」脳死の人からの臓器提供による移植が可能となった「臓器移植法」施行から21年目。来月16日には、22年目に入る。