小倉リハビリテーション病院 創立60周年
梅津 祐一(うめづゆういち)病院長に聞く 高齢化が進む中…
「明生リハビリテーション病院」は、カマチグループの「一般社団法人巨樹の会」が新規開設を進める回復期リハビリテーション病院の一つであり、すでに10年の歴史を持つ。同グループの「所沢明生病院」との強固な連携と、活気にあふれた院内が特徴だ。
有田幹雄院長は、循環器内科医として30年以上、高血圧の合併症予防を中心に診療を行っている。角谷リハビリテーション病院の院長に就任して3年目。着任直後から心臓リハビリテーションを導入し、病気予防、復帰支援に注力。健康啓発にも精力的だ。
カマチグループの「首都圏第1号」の病院。急性期病院が充実している一方で、「回復期リハビリテーション需要」に供給量が追い付いていないのが現状だ。そうした中で患者の「生活の再建」に向けて機能強化を進めている八千代リハビリテーション病院。興津貴則院長の思いとは。
立地は都心の一等地である「原宿」。急性期後の患者を受け入れ、在宅復帰を目指す回復期リハビリテーション医療を提供する。在宅復帰率は、開設以来90%前後を維持。他の医療機関や福祉施設とも連携し、地域包括ケアシステムの一翼としても期待される。
院長として「もっと良い病院づくり」に奔走した期間を「改革の10年だった」と振り返る浅利正二氏。今年8月からは名誉院長となり、新たな視点で病院の発展を支えていく。
80人を超えるセラピストが365日体制でリハビリテーションを実施。今年4月に就任した西川公一郎病院長は「より多くの患者さんにリハビリテーションの機会を届けたい」と語る。
これまで40年以上、急性期医療の現場で酵素標的・増感放射線療法(KORTUC)の開発など最先端の治療・研究を続けてきた小川恭弘院長。なぜ今、慢性期病院への赴任を決意したのか。ここで目指す医療とはー。