すべての肝炎患者の救済をもとめる九州沖縄の会
集団予防接種の注射器使い回しが原因でウイルスに感染したとして全国の患者らが国に損害賠償を求めていたB型肝炎訴訟問題は、1月11日札幌地裁の和解提案を原告と国の双方が受け入れることを決めた。
肝炎患者の救済に取り組んでいる団体「すべての肝炎患者の救済を求める九州沖縄の会」ではこの件に関する問い合わせが多数寄せられたことを受け、緊急に「B型肝炎患者電話相談」を実施することを決定した。今回は同団体の合同事務局がある鹿児島1箇所のみの実施とな・ 驍ェ、各県から寄せられる電話やファックスでの問い合わせに対応するという。
九州沖縄の会代表の松元徹氏は「今回の和解解決によって法的救済が可能なB型肝炎患者もいる反面、母子感染や輸血などで感染したB型肝炎患者は法的救済の対象外におかれてしまいます。肝炎対昨 4基本法にも明記された"国の責任"で"全ての患者を救済するため"の施策を早急に確率するように国に強く求めていきたいと考えています。今回の電話相談を通じてB型肝炎患者(家族)の皆様に意見を伺いたいと思いますので気軽にご連絡ください」と語った。詳細は下記 2フ通り。
○日時:1月29日(土)13時~17時
○電話:099-226-8242
○携帯:090-9404-6693
○FAX:099-219-1764
(注)電話が通じにくい場合は氏名・住所・電話番号を記入の上、FAXでご連絡ください。必要な資料を会からお送りします。
○主催:すべての肝炎患者の救済を求める九州沖縄の会
○九州合同事務所:〒892-0815鹿児島市易居町2-1有馬ビル2階
2011.01.26