愛知医科大学 学長 佐藤 啓二

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 新年明けましておめでとうございます。

 2018年は各種災害が多発した年でした。「島根県西部地震-4 月9日」、「大阪府北部地震-6月18日」、「北海道胆振東部地震-9月6日」と各地で地震が相次ぎ、「平成30年7月豪雨」、「台風12、15、20、21、24号上陸」と風水害が連続しました。今年こそは、災害に見舞われず平成最後の年を穏やかに迎えたいと念じております。

 愛知医科大学においては、両学部で教育改革が進められた結果、医学部の2017年度新規卒業生の国家試験合格率が95.4%となり、看護学部においては、3年連続で看護師国家試験合格率100%となっております。今年秋に受審予定の医学教育分野別認証に向け、若槻明彦医学部長の下で着々と準備が進んでおります。さらに来年受審予定の大学基準協会による大学評価に向け、学長の下で大学院(医学研究科)改革会議を設置し、自己点検作業を進めて内部質保証の充実を図っております。

 人口動態が大きく変化する中、2040年には日本の半数に及ぶ市町村が消滅可能性都市に該当するといわれております。当然医科大学における教育内容も、高度急性期医療にとどまらず、社会変化に対応させていかなければなりません。在宅家庭医療の重要性を認識し、医学部・看護学部教育の中に、フィールドワークを通じた多職種連携教育として定着させるよう努力を続けております。

 科研費申請件数については、Jump up 作戦を継続した結果、2015年に比し163%に増加しました。研究創出支援センターの武内恒成センター長及び教員の皆さんの協力を得て、申請件数増と採択率アップを図っております。

 2018年度上半期(中央棟開院後4年半)の診療指標では、病床稼働率90.9%(精神神経科を除く)、平均在院日数10.1日、手術件数1037.8件/ 月、外来患者数2609.6人/日となりました。昨年に比し平均在院日数は0.7日短縮しており、医療の効率化が一層進んだ結果、病床利用はさらに高回転となっております。その背景で一部診療科への診療負荷が集積していることも事実であります。成長余力を見込みながら適正人員数を勘案し、全体最適を把握しながら働き方改革を実行できるよう努めたいと考えております。

 「オール愛知医大」として一致協力し、改革改善の努力を継続させてまいります。今年もよろしくお願いいたします。


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