JA三重厚生連三重北医療センター 菰野厚生病院 小嶋 正義 院長

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強みの集約化を進め"埋もれない病院"に

【こじま・まさよし】 1984 名古屋市立大学医学部卒業 1986 同大学院医学研究科薬理学教室 1990 名古屋市立城北病院内科 1998 JA三重厚生連三重北医療センター菰野厚生病院内科 2014 同院長

 三重県厚生農業協同組合連合会(JA三重厚生連)が運営する7病院の一つ。人口4万人強の菰野町に位置する三重北医療センター菰野厚生病院は17診療科、230床から成る。500床前後の大病院がそろう周辺の状況を踏まえ、小嶋正義院長は2014年の就任時より、「埋もれない病院づくり」に乗り出した。

―どのような役割を担う病院ですか。

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 三重県が策定した地域医療構想では、北勢、中勢伊賀、南勢志摩、東紀州の2次医療圏をベースとする8地域を「地域医療構想区域」として設定しています。南北およそ180㎞の長い地形をもつ県の実情に合わせて、より地域に密着した、きめ細かな医療を提供していくためです。

 当院は四日市市、菰野町、朝日町、川越町が含まれる「三泗区域」に属しています。四日市市は三重県立総合医療センター、市立四日市病院など500床前後の病院が充実しています。救急車で当院までは15分ほどの距離。私たちはポストアキュート、サブアキュートの患者さんを受け入れる機能を担ってきました。

 本区域で重要な役割を果たしていると自負する一方で、私としては「もっと菰野町で完結できる医療を増やさなければ、菰野厚生病院がこれから発展していくのは難しいのではないか」とも感じていました。

―危機感が背景にあったのですね。

 「この病気なら菰野厚生病院で診てもらえば安心」と思ってもらえる、得意分野を確立していこうと考えました。

 そこで、地域でのニーズが高まっていくと思われる領域のセンター化に着手しました。私が院長に就任した2014年以降、順次アイセンター(眼科)、血液浄化センター、総合リハビリテーションセンターを開設してきました。

 アイセンターでは、三重県で初めて当院が導入した「イメージガイドシステム」をはじめとする最新の機器を充実させ、正確な診断と安全性の高い治療に努めています。

 常勤医が4人、視能訓練士が6人の体制です。白内障手術のほか、年間1100件超の手術を施行しており、県内でトップクラスの実績です。 低侵襲手術を推進し、今年、角膜移植もスタートしました。当院の特徴的な部門として、研修医へのアピールにも大きく貢献していると思います。

 血液透析やシャント管理を中心とした「血液浄化センター」も当院の柱として力を入れています。

 開設の理由は、菰野町の透析病院が町外に移転してしまったこと。受け入れ先がなかなか決まらない透析患者さんが多くいらっしゃったことから、当院としてもなんとかできないかと考えたのです。従来から取り組んでいた透析医療の体制をさらに整備して、医師や看護師の確保、送迎の拡充などを進めました。

 循環器の医師や心臓血管外科の医師が透析を担当していることが特徴です。循環器疾患の合併などにも対応が可能です。

―総合リハビリテーションセンターについては。

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 ポストアキュートの受け入れ機能については、当院としては、継続的に強化を図っていくべき領域だと考えています。

 センター化の方針を打ち出した際に、スタッフには改めて「病院を支えていく存在になってほしい」という思いを伝えました。

 ここ2年ほど、積極的なセラピストの採用活動を展開しています。デイケアや通所リハビリテーションもありますので、まだまだ不足しているのが現状。今後も質の高いリハビリを維持していくために、ぜひ人材の獲得を引き続きのテーマとしたいと思います。

 地域での私たちの立ち位置は、どこにあるのか。取り組みの出発点はここにあります。常に問いかけながら、病院づくりを進めていきたいと思っています。

JA 三重厚生連三重北医療センター 菰野厚生病院
三重県三重郡菰野町福村75
TEL:059-393-1212(代表)
http://www.miekosei.or.jp/3_kkh/


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