医療法人和幸会 阪奈中央病院 川口 正一郎 院長

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身近で頼れる病院としてなしうる医療を堅実に

【かわぐち・しょういちろう】 1981 奈良県立医科大学卒業 同脳神経外科 1993 米バロー神経学研究所脳神経外科国際研究員 2003 奈良県立医科大学脳神経外科助教授 2006 奈良県立奈良病院(現:奈良県総合医療センター)副院長 2009 同院長 2014 奈良県立病院機構奈良県西和医療センター院長 2016 医療法人和幸会阪奈中央病院名誉院長 2017 同院長

 奈良県の北西端に位置する生駒市。大阪のベッドタウンとして知られるこの地で、設立40周年を迎えた阪奈中央病院。地元密着をモットーに、住民の安心を支えている。

―病院の特長と役割を。

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 生駒市の中核病院として、急性期から回復期、地域包括ケア、在宅支援まで一貫して取り組んでいます。病床は一般病棟が165床、回復期リハビリテーション病棟が45床、地域包括ケア病棟が45床の計255床です。

 治療はもちろんのこと、医療のつなぎ役としての機能も重要視しています。急性期に関しては、当院で難しい症例は近畿大学医学部附属病院や奈良県総合医療センターなどにお任せし、戻られた患者さんをしっかりフォローします。

 今年4月には在宅療養後方支援病院の認定を取得しました。在宅療養中の患者さんと、そのかかりつけ医のサポーターとして、何かあれば24時間受け入れて負担を軽減する。開業医の先生方とは病診・病病連携フォーラムでも情報交換を続けています。

 リハビリチームの充実も強みの一つ。理学療法士が30数人、作業療法士は約30人、言語聴覚士は10人おり、入院後すぐ支援を始めます。

 さらに心臓リハビリテーションも始めます。心疾患がある患者さんに運動療法だけでなく生活・栄養指導も含めた包括的なプログラムを提供。循環器内科をフォローするほか、当院では行っていない心臓手術を手掛ける近隣病院とも協力していきたいですね。

―就任1年。取り組んだことや見えてきた課題は。

 まずは救急の受け入れ体制を整えました。当直と日勤帯の一部は、救急の指導医が担当。内科系疾患が多いので、月曜から金曜の日勤帯は内科医の当番制としました。

 従来は救急担当が明確になっておらず、場合によってはお断りすることもあったようですが、受け入れを断らないルールに改めました。当番制にすれば医師は自覚が高まるうえ、逆に自分の時間も作れる。緩和と緊張のメリハリで、質を高めることに留意しました。

 在職期間が長い医師に患者さんが集まっていたのも、だいぶ分散された。不公平感も解消され、働きやすくなったという声も聞きます。

 課題はやはり、医師不足によるところが大きいですね。現在医師は20数人ですが、循環器内科は1人で頑張っていますので2人〜3人体制にしてカテーテルを24時間できるようにしたい。消化器内科は2人ですが、あと1人、増員を目指しています。内科系、外科系ともに医療機能を高めていくことが目標です。

―関西地区初のスポーツ医学専門研究機関です。

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 昨年、スポーツ関節鏡センター内に「奈良県立医科大学スポーツ医学研究センター」が開設されました。出先研究機関として大学と連携して治療に当たります。県内唯一の体外衝撃波疼痛治療装置も導入。低侵襲で安全な治療を進めています。

 「運動処方箋外来」も設置しています。これは薬と同じように運動で治療する外来。生活習慣病など運動で改善が見込まれる人に、併設する運動療法施設「メディタスゼロフィット」で体を動かしてもらいます。厚生労働大臣認定の健康増進施設で、適応すれば医療費控除の対象に。スポーツ関節鏡センターの患者さんも有効利用しています。

 健康な方も利用可能で、フィジカルセラピストの指導で安心して運動できると好評です。まだ認知度が低いので、予防医療の一つとして、もっとPRできないかと考えているところです。

 当院の患者さんの多くは生駒市民。「身近で何でも診てくれる、難しければすぐにいい病院を紹介してくれる、その後もしっかりサポートしてくれる」、そう思われる病院であり続けたいですね。

医療法人和幸会 阪奈中央病院
奈良県生駒市俵口町741
TEL:0743-74-8660(代表)
http://www.wakoucai.or.jp/hanna-hp/


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