山口県看護協会 会長 西生 敏代

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 新年あけましておめでとうございます。皆様方には、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 また、平素より、山口県看護協会の活動に対し、ご理解とご支援を賜り感謝申し上げます。特に、先年秋に、「住民が『しあわせ』になる地域づくりの神髄」をメインテーマに「ヘルスプロモーション学術集会」を、皆様のおかげで多くの看護職(保健師・助産師・看護師・准看護師)を迎え、本県で開催することができましたことに対し重ねて深く感謝いたします。

 さて、2018年は、明治維新150年となる節目の年であり、その維新の原動力は、国を思う幕末の志士たちの志と言われています。

 今、我が国は、政府が国難とも称する少子高齢化が進展し、超高齢化社会の到来に対応すべく医療と介護の一体的な改革が進められています。

 維新胎動の地である山口県の看護協会では、改めて会員の志を高く結集し、看護職として社会変革にしなやかに対応しながら、地域の皆様が安心して、その人らしい生活を営む社会の一助となっていきたいと思っています。

 このため、「地域包括ケアにおける看護機能の強化」を重点事業の柱として、それを支える「看護の質の向上とキャリア形成の推進」「看護職の働き方改革と定着」。また、事業推進を加速できる「組織の強化」の事業を展開していくこととしています。

 こうした事業を推進し「県民の健康な生活の実現」を図るためには、病院・医療関係団体、県・市町の保健・医療・福祉分野など多種多様な連携が重要です。

 本協会では、これまでも、地域偏在による産科医師や分娩施設不足に対応し、基幹病院の助産師が出向先の地域の病院で活躍できる「助産師出向支援導入事業」や災害協定による災害支援ナースの派遣事業に取り組んできたところです。

 本年は、県とともに、地域の実情に応じた地域包括ケアの推進に向け本協会支部組織を活用した課題抽出とそれに対応した実践者の資質向上を目指す研修等を組み合わせたモデル事業に取り組むこととしています。

 いずれにしましても、看護職は医療を必要とする人たちにとってもっとも身近な存在です。病院完結型から地域完結型の医療という社会構造の展開の中、看護職の求められる分野は広がりその質も大きく変化しています。これからも、今まで以上に地域社会を支える看護の役割をしっかり踏まえながら研鑽を重ねて参りますので、引き続き、皆様方のご理解とご支援をお願いいたします。


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