もっと知ろうよ!緩和ケア

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兵庫県西宮市で普及啓発イベント

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がん診療連携拠点病院のブースでは、各病院の取り組みを紹介

 「もっと知ろうよ!緩和ケア」をテーマにした緩和ケアの普及・啓発イベントが12月3日に阪急西宮ガーデンズ(兵庫県西宮市)で開かれた。

 市民の緩和ケアに対する正しい知識の定着および普及の狙いで日本緩和医療学会が開催。「緩和ケア相談コーナー」では医師や看護師、薬剤師などがそれぞれの立場から来場者の相談に個別で応対。緩和ケアとはどういうものかなど緩和ケアに関する知識を問うスタンプラリーといった市民参加型の催しも多数開催され、多くの来場者でにぎわった。

 各種専門家による「街かど緩和ケア講座」では、医師や看護師、薬剤師など7人が講演。日本緩和医療学会事務局長で神戸大学医学部附属病院緩和支持治療科の木澤義之医師は「知っておきましょう、緩和ケア」をテーマに「緩和ケアの対象疾患はがんに限らない。終末期だけでなく日常生活に支障が出るようなつらい場合はいつでも受けることができる。まずは主治医や看護師に相談し、それでも満足なケアを受けられない場合は、(がんでない場合でも)緩和ケアの専門家が常駐しているがん診療連携拠点病院に問い合わせてほしい」と話した。

 また、「ホームホスピス関本クリニック」(神戸市)の関本剛副院長は、在宅緩和ケアについて解説した。

 関本医師は、同クリニックをはじめ在宅緩和ケアを行っている多くの医療機関で医師、看護師、ヘルパー、ケアマネジャーなどの多職種でチームを組んで診療していることや、酸素の吸入や点滴が必要な場合でも在宅で緩和ケアを受けられること、「余命1カ月」と診断された人の場合、病院のホスピスでの看取(みと)りと在宅での看取りで存命期間にほとんど変わりがないことなどをデータを交えて説明。

 「病院で治療を終えて在宅に戻るときが来たら、病院のホスピスだけでなく在宅で緩和ケアを受けることも選択肢の一つとして考えて」と来場者に訴えた。


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