島根県看護協会 会長 春日 順子

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 新年あけましておめでとうございます。皆さまには、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 島根県看護協会は、"県民の健康な生活に寄与する"ことを使命とし、看護職が、愛・知・技を育んでいけるよう活動しています。

 島根県では、昨年人口減少や少子高齢化が進展する中、2025年を見据えた地域医療構想が示されました。2014年に医療介護総合確保推進法が成立し、看護関連の法も施行されました。県協会では、重点事業の柱に地域包括ケアの推進を掲げ、取り組みました。

 具体的には、地域包括ケア推進に向け、病院看護・訪問看護・関連団体や多職種との連携推進を目的に研修や意見交換会を開催、新たにできた看護師の特定行為研修制度は、活動報告で周知を図りました。

 また、在宅医療の要となる訪問看護人材の育成を目的に段階別研修や看取りケアを開催し在宅医療における課題発見の場となりました。

 看護人材確保のためナースセンターの機能強化では、法改正された届出制度を活用し再就業支援や勤務環境改善支援センターとの連携した事業を行いました。

 県内助産師確保では、出向を希望する助産師が県内の病院、診療所に出向き助産実践能力向上を目指した「助産師出向支援事業」を実施し、3つのケースが実現できました。

 石の上にも3年、物事は一朝一夕には進みません。今年も社会の動向を見据え、関係する団体や機関・他職種との連携を深め、質の高い医療提供体制を構築するため看護の立場で担う役割についてしっかりと取り組んで参ります。

 今まで、これほど「地域包括ケア」の推進が求められ、また実際に実践的取り組みが進められたことはなかったと思います。看護協会の存在は、保健師・助産師・病院領域と在宅領域の看護師が職能を超えてつながり、同時に医療機関、行政、訪問看護、福祉施設、診療所、教育機関等に所属する会員を一つの組織で連結することができます。この強みを生かし地域包括ケアの要としての役割が果たせるよう頑張りたく思います。

 9月29・30日には、日本看護学会精神看護学術集会をメインテーマ「こころを紡ぐ、地域を紡ぐ、縁を結ぶ精神看護のさらなる挑戦」として開催します。

 社会の目まぐるしい変化に対し、看護職も変わらないといけないと意気軒高に「いのち、暮らし、尊厳をまもる看護」をめざし研さんを重ねて参ります。どうか、かわらずご支援のほどお願い申し上げます。


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