沖縄県看護協会 会長 仲座 明美

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2017年「酉年」にあたり

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 新年あけましておめでとうございます。

 皆さまにおかれましては、お健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 「新玉ぬ年に 炭とぅ昆布飾ぢゃてぃ 心から姿 若くなゆさ」これは、新年を喜ぶ琉歌(沖縄の叙情歌で和歌に対して琉球風の短歌の意)です。歌意は巡り来た正月に炭と昆布を飾り、身も心も若くなる心地がする。本当におめでたい。というものです。今年こそは身も心も若返るような新玉の年を迎えたいものだと思います。

 さて、医療提供体制が地域にシフトしていくなか、看護職には多くの役割が期待されています。地域包括ケアシステムにおいて、看護は、人々が疾病や障害とともに暮らすことになってもできるだけ自立して「生活の質」を維持・向上し、尊厳をもってその人らしく生活できるように支えることを役割としています。

 復帰前までの沖縄では、保健師の駐在制度により保健・医療・福祉をつなぎ地域住民の健康を守ってきました。今、地域包括ケアシステムの構築に向けてその経験が生かされる時ではないかと思います。日本看護協会の看護の将来ビジョンには看護の専門職としての価値が明確に示されています。「看護は、対象となる人々を、どのような健康状態であっても、人生を生きる一人の個人として総合的にみる。つまり、疾病をみる『医療』の視点だけではなく、生きていく営みである『生活』の視点をもって"人"をみることにその専門職としての価値をおく」と。

 年頭に当たり、看護の価値を今一度確認し、自信と誇りを持って看護の専門性を発揮していきたいと決意を新たにしております。

 今年は酉年、酉年は「物事が頂点まで極まった状態」をいわれとしているといいます。

 結果・成果が得られる区切りの年になるよう力を尽くしてまいります。

 本年も皆さまのご協力、ご支援を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。


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