福岡県医師会 会長 松田 峻一良

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 新年明けましておめでとうございます。健やかに2017年の新春をお迎えのことと存じます。

 昨年は、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、史上最多のメダル獲得や、大隅良典氏がノーベル生理学・医学賞を受賞するなど、目標に向かって決して諦めない心堅石穿(しんけんせきせん)の精神に感動した年であったと同時に、4月に発生した熊本地震をはじめ身近に起こり得る自然災害の恐怖に、居安思危(きょあんしき)の教えを実感した年でもありました。

 今回の熊本地震では、情報共有やコーディネーターの配置、指示系統の在り方など、さまざまな問題点が浮き彫りとなりました。

 県民をどのように助けるか、その一言に集約できると思いますが、福岡県が同様に被災地域となった際にどのような医療救護活動を行うのか、医療需要の把握とともに供給にも対応できるような体制の見直しと福岡県医師会災害医療プログラムのカテゴリーⅡの新規作成を進めて頂いているところです。

 策定を進めてまいりました本県の地域医療構想につきましては、本年2月末に公表予定です。地域医療構想とは、「将来のあるべき医療・介護供給体制を実現するための施策」であります。

 2018年度からスタートする第7次医療計画には、各都道府県が描いた地域医療構想の実現に向けて、その道筋を具体的に記載することになっており、2025年の医療提供体制構築を見据えた今後の地域医療の根幹をなす計画とも言えます。今後も切れ目のない医療・介護供給体制の構築に向けて全力で取り組んでまいります。

 また、本会では「福岡県医師会診療情報ネットワーク(愛称:とびうめネット)」を県内全域で展開しておりますが、将来的にはとびうめネットに加えて、健診情報や介護情報等の必要な情報が集約できるようICTを活用した医療情報の整備を行っていきたいと考えております。

 高齢化と人口減少を踏まえ、医療・介護に疲弊することなく、皆が人生を満喫できる社会を作るために何をすべきか、今年を医療ICT基盤整備元年と考え、実現のためにまい進していきたいと考えております。

 現在、医療界が抱える課題は複雑に絡み合って、その全てが今後の医療提供体制構築につながっております。次世代が担っていく地域の医療が適切な医療提供体制となるよう、福岡県から地域医療の充実を実現させ、福岡県から日本の医療をより良いものに変えていきたい、そう強く願い努力してまいりますので、皆さまのご協力、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


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