熊本大学 学長 原田 信志

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 明けましておめでとうございます。

 穏やかな2017年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 昨年、熊本は4月の二度にわたる大地震、10月の阿蘇山の噴火など多くの自然災害に見舞われました。特に熊本大地震では、熊本大学でも地域医療の復旧と支援を行うなど、その対策に追われました。また世界的に見ても英国のEU離脱、トランプ氏の米大統領選勝利など大揺れに揺れた一年でした。難民や移民の問題も含め、世界はまたも100年前のようにブロック化へ反転するのでしょうか?

 また、国立大学の運営費交付金の機能強化促進係数による基幹経費の減額は第三期中期目標中期計画期間中の人件費減額に直結し、いかに計画的に人件費削減を行うかという難しい問題を抱えています。

 しかし、2017年(酉年)は、復旧から更なる大学の活性化へ向けて、復興への年と羽ばたいて行きたいと思っています。

 昨年の二度にわたる補正予算で地震関連のものとして設備、施設関連の予算を措置していただきました。その結果、本年3月末までにはほとんどの地震によって損壊を受けた設備・備品など地震前の状態に回復し、また、建物の損壊に関しては、建て替えが必要な工学部一号館と附属小学校管理棟を除いて9月頃までには、補修が完了する予定です。

 元に戻りつつある研究・教育環境をこれからは最大限に生かし、学生・教職員一同、研究・教育・社会貢献の活動を活性化させていきます。

 また、昨年6月に設置した「七つの熊本復興支援プロジェクト」は、その一つである「地域医療支援プロジェクト」も含め、今年は更に活動を深めます。地震対策で密になった産学官金の連携を更に強化し、地域の科学・技術・医療の振興に努め、「くまもと」から世界に輝く研究拠点大学を目指します。これが、復旧から復興への大きな第一歩です。

 本年も引き続き、大学の教育研究と地域医療の充実に向けて努力してまいりますので、ご協力ご支援のほど宜しくお願い致します。


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