藤池昇龍のゴルフ道場⑤

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ー藤池プロのスコアメークの秘訣は何でしょう。

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ふじいけ・のぼる
1972年プロ野球の大洋ホエールズに入団。引退後ゴルファーに転向。現在、九州プロゴルフ研修会会長、公益社団法人日本プロゴルフ協会理事

 コースに出て、その日調子が悪いと感じたとします。そういう場合、極端な話、パーオンは狙わず、すべてアプローチでグリーン近くに寄せるぞ、と気持ちを切り替える方がいいでしょう。

 パーオンを狙って失敗し、バンカーやラフに入れてしまったとします。そうすると「ミスをしてしまった」という気持ちが、頭の中を支配し、それを引きずってしまうものです。「まだチャンスがある」とすぐに頭を切り替えるのは難しいでしょうね。

 最初からアプローチで寄せると決めていればパーを取るためには、あと2回チャンスがある、と考えることができます。

ーアマチュアも、そういう心持ちでいるべきですね。

 そうですね。ドライバーでも「今日は飛距離が出ない」と感じたら無理に飛ばす必要はないんです。

 「今日は調子が悪いからOBにならない程度に、打てばいいや」と思えるとリラックスして、普段のスイングを取り戻す可能性が高くなります。

 その時の自分の調子に合わせて考え方を変える。

それができるようになれば、スコアをまとめやすくなると思いますよ。

ーメンタル面がスコアに及ぼす影響は大きいんですね。

 ボールを真っすぐに飛ばそうと頭で意識しても、そううまくはいきません。飛ばす方向を意識しすぎると体が回転しなくなるんです。

 とにかく、ダフってもトップしてもいいんだという気持ちで打ってください。クラブを振り切れば多少ダフっても、それなりにいい打球が飛ぶもので、とにかく振り切ることが大事なんです。

◆ ワンポイントレッスン ◆「フェアウェイウッド」

 フェアウェイウッドはアマチュアにとって、一番扱いの難しいクラブで、調子のバロメーターといっても差し支えありません。

 私は調子が悪い時、クラブを短く持ち、ターフを取るような打ち方をします。そうすることでしゃくりが無くなり、ボールは真っすぐに飛んでいきます。

用語解説
*ダフる:ボールの手前の地面をたたくこと
*トップする:ボールの頭を打ってしまうこと
*ターフを取る打ち方:芝生を削り取るように打つこと

藤池昇龍プロに質問がある方やアドバイスを希望される方は、九州医事新報社のメール:info@kijishinpo.jp までお願いします。


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