福岡の留学生に地震アンケート

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81%が「びっくりした」「怖かった」「これからも日本で生活したい」85%

 4月に起こった熊本地震を、福岡で暮らす外国人留学生はどう感じたか、福岡市東区馬出にある福岡成蹊学園(岩本仁理事長)と愛和外語学院(阿部浩二理事長)の協力を得て、アンケート調査を行った。

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 質問は①国籍と性別、②年齢と日本滞在期間、③祖国に地震の有無、④熊本地震が起きた時どこにいたか、⑤地震をどう感じたか、⑥地震後、情報はどう集めたか、⑦地震のニュースを家族はどう思ったか、⑧家族にどう伝えたか、⑨地震が起こったら何が大切だと思うか、⑩これからも日本で生活したいか、の10項目で、両校合わせて27人がアンケートに答えた。

 年齢は19歳4人、20代19人、30代3人、45歳1人で、平均24・8歳。性別は男性16人、女性11人だった。滞在期間の平均は1年1カ月。

 祖国に地震は、まったくない8人、ほとんどない8人、時々ある11人。地震が起きた時にいた場所は、自宅21人、アルバイト先3人、不明は3人だった。

 地震をどう感じたかの質問には22人が「びっくりした」「怖かった」と答え、2 人が「大丈夫だった」。また、「気持ち悪かった」「これが地震かと思った」がそれぞれ1人いた。

 地震後の情報収集は、12人が「テレビで」。次いで8人が「携帯電話やインターネットで」と答えている。

 祖国の家族は、「心配していた」または「怖がっていた」が20人、「帰国したほうがいいと言われた」が3人いた。それに対して、20人が「大丈夫」「心配しないで」と伝えたという。

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【回答者の国籍】中国9人、ベトナム3人、イタリア、イギリス、モンゴル、インドネシア、スイス、アメリカ、マレーシア、ミャンマー、韓国、パキスタン、カンボジア、スリランカ、ネパール、バングラデシュ、ウズベキスタン各1人

 「地震が起こったら何が大切だと思うか」の質問にはさまざまなコメントがあり、最も多かったのは「命が大切」、次いで「頭を守る」。また「避難場所を知っておく」、「家から出ない」。「助け合う」「防災バッグ」「水や食べ物」と記入した人もいた。

 「これからも日本で生活したいか」の問いには、23人が「生活したい」。3人が「卒業したら帰りたい」。1人が「旅行なら来てもいい」を選んだ。


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